イランで使われているペルシア語にも対応。アプリの形で提供されるFacebookの翻訳ツール「translations」
ここ最近の イラン国内の混乱で、イランからのインターネット利用が制限されているとして話題になっています。
人気だったリアルタイムのコミュニケーションツールであるFriendFeedはイランからのアクセスが封鎖され、人々は主にTwitterを使ってコミュニケーションをとっているといいます。
イランで主に使われている言語はペルシア語。ペルシア語に対応したウェブサービスはそれほど多くないでしょうから、Twitterのように、シンプルで使い方が分かりやすく、グローバルに利用できるサービスは便利なのでしょう。
今回の事態をうけて、19日、Google TranslateとFacebookがペルシア語に対応したというニュースが出ました。
イランの事変に対応してFacebookとGoogle Translateが急遽ペルシャ語をサポート
Facebook本家からの告知は下記です。
Facebook | Launching Facebook in Persian
Facebookは以前より多くの言語に対応しており、ペルシア語も400名を超えるユーザーの貢献により、急遽公開できたものだということです。

上図がFacebookで言語をペルシア語にしたときの画面。レイアウトが逆? そうです。ペルシア語は右から左に読むからです。
翻訳用の公式アプリ「Translations」
Facebookは現在、見た限りだと103の言語(地域別のバージョン分けも含む)に対応していますが、その膨大な翻訳作業をユーザー参加型で可能にしているのが、translationsというアプリです。
これはFacebook公式のアプリとして提供されており、このアプリを入れたユーザーは誰でも、Facebook内のコンテンツの翻訳に参加することができます。
翻訳されたコンテンツはさらにVote(投票)機能によって他のユーザーから評価され、よりブラッシュアップされていきます。
Facebook本体のメニュー部分やヘルプページ部分だけでなく、他のアプリの中身の翻訳をすることもできます。下図はMy Cityというアプリの中の一例。
翻訳アプリケーションのページにいちいちいかなくても、画面左下部分に翻訳へのショートカットアイコンが追加されるので、普段Facebookを使う中で気になった部分を随時翻訳していくことができます。

上図から「inline reporting」を選択すると、翻訳されている箇所に緑の下線が敷かれ、個別の箇所にその都度修正を指摘することができます。
デベロッパー向けサイトも翻訳できるようになり、今後ますますコンテンツが充実してきそうなFacebook。このアプリは2008年半ばに導入されましたが、こうして公式アプリというかたちで新機能が搭載されるのは、ユーザーにとっても分かりやすいのでないかと思います。
(このエントリーはMichinori Fukushimaさんに一部教えていただきました。ありがとうございます!)
関連リンク:



