旅行案内サイトとコラボした誘拐ゲーム「Kidnap!」

今回紹介するFacebookアプリは「Kidnap!」。旅行サイトとソーシャルゲームを掛け合わせた事例です。
旅行が好きな人は多いですから、ターゲットユーザー層が最も広く見込める分野の1つです。Facebookで旅行をテーマにしたアプリは他にもいくつかって、Cities I’ve VisitedやGeo Challengeが人気ですが、Kidnap! はそれらとはまた違ったアイデアの工夫が見られます。
Kidnap(誘拐)と名前はついてますが怖いゲームではありません。画面も綺麗で、Mafia Warsなどのクライムゲームとは全然違う印象です。
都市のクイズに答えて隠れ家から脱出!
各ユーザーは誘拐する側でもあるし、同時に誘拐される側でもあります。
アプリを登録すると、最初にすることは隠れ家の選択。ドロップダウンメニューで世界中の有名な都市からあなたが拠点とする都市1つを選びます。
Tokyoを隠れ家に選んでみました。
各ユーザーは必ずどこかの都市に属し、そこを拠点にして他のユーザーを誘拐するのです。
誘拐する手段は各レベル毎に4種類あり、レベル10まであるので全部で40通りです。
誘拐される側の視点でみてみます。誘拐されるとUse Double(自分の影武者使う)ではぐらかすか、自力で脱出するかを選びます。
下図は誘拐されときの画面です。
誘拐犯の都市に関する3択クイズになっていて、正解するとポイントが得られます。
出される問題はけっこう難しいため、CHEAT SHEETというリンクが用意されています。これがtravelchannel.comという外部の旅行案内サイトへのリンクになっています。
こちらがtravelchannel.comのサイト。完全にサイトの内容と連動したアプリになっています。むしろサイトへ誘導することが目的のアプリといったほうが正しいかも。このサイトの中にさきほどのクイズの解答が隠されています。
そうして他のユーザーの誘拐から脱出したり、自分の隠れ家の都市を移転するなどして移動していくことで、世界中を旅する感覚でパスポートにスタンプが貯まっていきます。そのスタンプも、travelchannel.comへのリンクになっているのですが(笑
最初、旅行サイトとの連動だとは予想だにしておらず、ほとんどのユーザーは最初にそういう先入観は持っていないでしょうから、1つのサイトプロモーション用アプリとしてはアリかもしれません。
この内容だと、一人用ゲームとしては成立すらしませんが、他のユーザーを誘拐することで巻き込む前提のアプリなので、ソーシャル性は高いです。ただし、これだけだとすぐ飽きてしまう気がします。脱出するときだけでなく誘拐する際にもゲーム性を取り入れるなど、もう一工夫欲しかったところです。
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