Facebookアプリの開発費とARPUについて

2010年03月23日(火)
By Naoyuki Yamada

Social Times でPlaydom社のCEOの言葉を借りる形で、ビジネス面での具体的な数字があがっています。

The Economics Of Facebook Games

要点としては、

・一つのアプリを開発する費用は$100,000〜$300,300(1000万円から3000万円)

・これにはプロモーション費用は含まれない。開発費の半分くらいかけるイメージ

・一人のユーザーに1アプリをインストールしてもらうコストは$0.5程度、ただし、$3程度までは払うケースもある

・全体の2%のユーザーがアイテム課金を利用する。

・ARPPUが$20程度、一人あたり3ヶ月〜6ヶ月の間払うゲームが「成功したゲーム」。

・そこから計算すると、FarmVilleのARPUは月間$12,000,000(12億円)程度と予想される

・Facebookと比較してMySpaceの比率はどんどん落ちてきている

・ソーシャルゲーム市場はどんどん競争的になり、新規参入社が分け入るのが難しくなってきている

自社の数字はなかなか挙げにくいだろうと思いますが、大変参考になる数字です。日本ではあまりこういった具体的な数字はあがってきませんが、参考になるのはこちらでしょうか。

ライバルに勝ち抜くオープンゲームの運営方針、iPhoneへの対応–モバゲータウン責任者に聞く:インタビュー – CNET Japan

今後はオープンゲームの中から売上効率の高いものが出れば、どんどん露出を強化していきたいと思います。効率の高いもの、というのは「30万ユーザー登録時点で1日の売り上げが100万円くらい」というイメージです。そうすると、100万ユーザー登録で月商1億円になる。これくらいを1つの目安としてゲームを作っていただければと思います。

私も運営に関わっている立場からしても、そんな感触です。

最近のFacebookアプリを見ていると、どんどん高度化していって凝ったものが増えてきています。開発にも、運営にもそれなりの手間と資金規模が必要になってきそうです。少なくともPC向けのアプリの分野ではこれは避けられないでしょうが、モバイルでは、少なくとも現状の日本国内端末でアプリを展開する限りでは、しばらくはクライアントサイドでは停滞が続くと思います(サーバーサイドは別という意味です)。個人的にはHTML5やフルFlashが携帯でも使える時代に照準を合わせたいと思っていますが・・・

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