ドメインとブログ名を移転します。これまでを振り返って
ドメイン(www.socialapplication.jp)とブログ名(ソーシャルアプリ.jp)を変更することにしました。
最近ほとんど更新しておらず、イベントに行ったときのメモを上げているだけだったので、それならこのブログでやる必要はないし、ソーシャルアプリについて発信する意義もだいぶ薄れてきたので、新しいことを試したいと思いました。
2009年4月末頃に書いたこのサイトについて | ソーシャルアプリ.jpというページで
そこで今後、SNSプラットフォーム+デベロッパーという組み合わせの流れが一段と加速するだろう中で、何か関わっていきたいなと考えたのがサイトをつくった動機です。
このように書いていたのですが、この目的は十分達成しました。関わりすぎて書きにくいくらいです。SNSプラットフォーム+デベロッパーという組み合わせの流れは加速しすぎて事件になってるくらいですね。
アクセスの6割は検索エンジン経由ですが、読んで欲しいと思う人に届ける手段はTwitterが中心になりました。受け取ることのできるフィードバックもTwitterが中心であり、適切な検索ワードを選んで発信すればドメインにこだわらなくてもいいのではないかと思います。
mixiの商標申請の問題も、いいきっかけになりました。「ソーシャルアプリ」については申請が通らなかったということですが・・・
そもそも「ソーシャルアプリ」という言葉は日本ではmixiが最初に広めたものであり、mixiが商標にする資格は十分にあるだろうと思います。私がそれに便乗して使っていたわけで。
socialapplication.jpというドメインは2009年4月23日にmixiがソーシャルアプリカンファレンスを最初に開催した直後に取得しました。その頃お金は無いし仕事は無いしで食べるのにあまりに困っていたので、個人事業でもやろうと考えていました。そこにこのカンファレンスを見て、なんか実態があいまいなまま盛り上がっているなと思って、詳しく紹介するブログを作ればお金になりそうだと思ってドメインとってWordPress立ち上げて書き始めました。
お金はともかく、多くの素晴らしい出会いがありました。地道に更新しているうちに私と会いたいという人が次々と現れ、その人たちの多くは後に業界で重要なポジションを占めることになる人たちだったのです。
いま振り返ると1年以上前にしてはなかなか面白いことを書いていたというのがあるので、Google Analyticsのアクセスログを公開しつつ、過去のコンテンツを振り返ってみたいと思います。
やっぱりFarmVilleが一位です。他の埋もれてしまっている記事を掘り起こして紹介します。
有料ゲーム危機の時代 Free to Play(基本プレイ無料)で収益化はできるか | ソーシャルアプリ.jp (2009年7月8日)
「無料です」が問題になってCMを修正したGREEの例を挙げるまでもなく、基本無料というのはiPhoneアプリですら普通になってきました。でもだから儲からないのではなく、それがパッケージ販売より多くの利益をあげるケースが珍しくなくなってきました。先日のセミナーの記事にも関連した話を書きましたが、”無料”が本質なのではなく、”後払い型”、”オンデマンド”、”ユーザー各個人の効用によって払う額が異なる”といったあたりが本質だと思います。
Come2PlayやOpenFeintがめざすソーシャルゲームプラットフォームの新世界 | ソーシャルアプリ.jp (2009年6月30日)
海外だとAuroraFeintやPlus+(DeNA&ngmoco)、国内ならPANKIAとかモバツイランドみたいに、プラットフォームとユーザーの間にもう1レイヤー作ろうとする動きが本格化してきました。特にAndroidはプラットフォーム自体にコミュニティ機能がないので、どこがコミュニティを抑えるかはポイントになると思います。
FacebookやMySpaceで屈指の人気を誇るソーシャルゲーム「Mafia Wars」徹底レビュー | ソーシャルアプリ.jp (2009年5月27日)
ゲームレビューの手法そのままで書いた記事。怪盗ロワイヤル作った人もチラ見くらいはしてくれただろうと思います。いまのソーシャルゲームでいわれているポイントはだいたい抑えている記事です。ここ経由でけっこうFacebookの友だち申請がありました。
たのみこむ&口コミ方式で成果を挙げる「Living Social Deals」 | ソーシャルアプリ.jp (2009年9月1日)
グルーポンですよね。これはすごいと思って流行るだろうなと思ったのですが記事は全く人気がなく・・・でもやっぱりビジネスは流行りました。
開発中のFacebook専用ブラウザ「RockMelt」 | ソーシャルアプリ.jp (2009年8月15日)
公開当初は全く読まれてなかったですが、2010年の11月にRockmeltがリリースされてアクセスがあった記事です。ただ、Rockmelt自体は使う必然性が薄いのであまり使われなさそうです。予想していたよりも新しくなく、単なる普通のブラウザでした。
友達が食べに来る!友達を店員にもできる!自分のレストランをつくれる「Restaurant City」 | ソーシャルアプリ.jp (2009年5月28日)
「Restaurant City」はソーシャルアプリの中で初めてはまって熱心にプレイしたタイトルです。ゲームとしてのクオリティも高いなと感じました。ある程度長期的にプレイしていたので、サービス運営のフェーズが変わっていくのを観察し、サービスの成功には運営が非常に重要と実感しました。
■検索キーワード
ソーシャルアプリという検索ワード経由のアクセスが全体のアクセスの1/7を占めていた感じですね。現時点でもGoogleでソーシャルアプリで検索すると上位に来るので、このへんは自分なりのSEOを駆使して狙いどおりいきました。
■トラフィック元
Googleなど検索サイト経由のアクセスが6割で、依然としてGoogleの存在感は大きいと思います。個人的には目に見えるフィードバックというところでTwitterとはてなブックマークの存在が大きかったです。その2つは気にしていました。
更新頻度が落ちた後も2万PV/月くらいを推移していました。アクセス数そのものよりも直帰率の低さがひそかに自信でした。
今のところまだ何もありませんが、新しいドメインはこちらです。
Kirishiki Studios
http://www.kirishikistudios.com/
Kirishikiとは霧敷川(高沼排水路)のことで、実家の裏のあたりに流れている汚くも美しいどぶ川です。昔の地名なのでほとんど使われていないですし商標になることもないと思います。
独立準備ではありません(笑 念のため。
「ソーシャルアプリ」という言葉はバズワードっぽく使われてしまっているので、世間的には数年内に使い古された言葉っぽいイメージになると思います。そもそも”ソーシャル”といちいち冠する必要のない時期にもうなりつつあるからです。
このブログの最初の投稿で書いたように、
「ソーシャルアプリ」というのは、これからしばらく一種のバズワードぽくなるだろうけど、遊ぶ側、使う側にとってすればどうでもいいことかもしれないと思っています。
今でもそう思います。ユーザー・お客さんにとっての価値を表している言葉かどうかは微妙です。業界用語としてはいいと思いますが。
ドメインとサイト名・サイトコンセプトだけ捨て、コンテンツは新しいドメインのほうに引き継いでインポートしようと思います。新しいサイトの中でまた自分のやりたい方向性に沿って発信していく予定です。


