このサイトについて
SNSがポータル&プラットフォーム化してきた
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)はインターネットの中で、ますます重要な位置を占めるようになってきました。もともとSNSは、日記機能とフレンド登録機能、コミュニティ(掲示板)機能を1セットにしたクローズドな会員制サイトとしてスタートしましたが、いまでは各方面に進化を遂げ、ひとくちにSNSといっても多くのバリエーションが存在しています。
やがて、SNSの中に第3者が作ったさまざまなアプリケーションを取り込む手法があらわれます。これはFacebookを皮切りに集客面でも収益面でも大きな影響をおさめ、注目されるようになりました。いまではゲームはカジュアルなものから本格的なものまで、その他ビジネス・広告・ライフハック・写真・動画など、およそ全ての分野のアプリケーションが開発され、多くの人に利用されるようになっています。
人は、日記+コミュニティという段階からより深い体験を志向するようになり、そのためよりインタラクティブなコンテンツが好まれるようになったことが、その背景にあるといえます。
「ソーシャルアプリ」という名前
本サイトでは、SNS上で使われるウェブアプリのことを「ソーシャルアプリ」と呼んでいます。「ソーシャルゲーム」という言葉とほとんど同じ意味でとらえています。遠藤雅伸氏の言葉を借りるなら「インタラクティブな要素があって満足感があるものは全てゲーム」だとしたらですが(出典)。ただ中にはゲームというイメージではないもの、たとえばユーティリティツールのようなものも含まれるだろうと考え、「アプリ」と総称しています。
私が興味があるのは、プラットフォームビジネスです。これからインターネット上でのビジネスは垂直分業していくと考えています。すなわち、プラットフォームを担当するレイヤーと、個別のブランドが消費者と関わっていくデベロッパーレイヤー。
2008年〜2009年前半にかけて、単独で運営していた多くのウェブサービスが閉鎖となりました。私は、ここまで競争がグローバル化してくると、個別の主体が個別で一からコミュニティをつくって集客するより、プラットフォームに乗っかるかたちで既存のコミュニティにアクセスしたほうが効率的だと考えています。これは、プラットフォーム、デベロッパー、ユーザーの3者のどれにとってもメリットがあります。
そこで今後、SNSプラットフォーム+デベロッパーという組み合わせの流れが一段と加速するだろう中で、何か関わっていきたいなと考えたのがサイトをつくった動機です。
プラットフォーム+デベロッパー
プラットフォーム+デベロッパーという組み合わせは、SNSだけの流れではありません。2008年発売のApple社のスマートフォン「iPhone」をはじめとしたモバイルアプリも同じ流れの上にあります。また、Second Lifeのようなバーチャルワールドも同じ仕組みといえます(Second LifeはSNSの一種とみることも可能)。また、2009年4月にNintendo DSで発売になった「メイドイン俺」のようなものも、非常に似た性格を持っていると思います。
プラットフォームがSNSなのか、モバイルなのか、ゲーム機なのかという違いはあるにせよ、これらに共通しているのはプラットフォームを提供する側とコンテンツを提供する側のコラボレーションで、魅力的な場が形成されているということです。
この中で、SNSの分野がウェブという最もオープンな世界で競争を繰り広げている点で一番魅力を感じています。
本サイトでは、SNSプラットフォームにおけるウェブアプリケーションを中心に扱います。
主に企画・マーケティング担当者向けに
2008年の後半にGoogleがOpenSocialを発表してからというもの、日本でもエンジニアを中心とする人たちの間で盛り上がってきていますが、その一方、ブランドをビジネス化するのに長けている広告関係の方や、マーケティング方面の界隈ではまだまだのような気がしています。
その理由は、ソーシャルアプリでいったい何ができるのか、どんなアイデアを形にできるのかがイメージしきれないからではないかと考えています。アプリはプログラムですから多少の技術的知見も必要ですし、いままでSNSというほとんどクローズドな世界であったものの中身を知る必要もあります。
本サイトではそうした人たちへ向けて、アプリを企画・制作・そして成功させるために必要なアイデア・構成をお手伝いできるようなコンテンツを書いていきたいと考えています。具体的には、業界動向および成功しているアプリの事例紹介・レビューになると思います。アプリのネタ帳のような感じですね。
(次のページ)
サイトの見方・使い方
管理人にコンタクトをとる
トップへ戻る