「アプリランチャー用アプリ」というアイデアと、コンテンツパブリッシャー
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SNS上のソーシャルアプリは、そのプラットフォーム自体に大きく依存する存在です。プラットフォーム毎に仕様やUIは異なり、アプリのプロモーションや運営の方法も変わってきます。 そんなことを下記の記事を読みながら考えていました。 コンテンツプラットホームとしてのiPhoneの設計は間違っている – はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記 超要約すると、「コンテンツプラットフォームにもパブリッシャーが必要だ。しかしiPhoneはそういう構造になってないのでダメ」といった主張です。私もパブリッシャー的な存在の必要性は強く感じています。 iPhoneはこのブログの範囲外なので詳しくは述べませんが、iPhoneは仕様上、シングルタスクなこともあって個々のアプリが孤立した存在です。アプリ同士の干渉も許されてないですよね。また、これまでアプリを販売して売り切るというビジネスモデルしかなかったため、個々のアプリの寿命も限界があります(そのへんうまくやっているのが「写真」を軸に関連アプリを展開するBig Canvas社のPhotoshareなどでしょうか)。iPhone OS 3.0になったらいろいろ変わってきそうです。 パブリッシャー的存在がいるのがいいのか、そうでないのか。下記の記事にもあるように、未熟なプラットフォームであるからこそチャンスがあるという考え方もあります。 iPhoneとiモードのプラットフォームとしての未成熟さ、または「儲からないからチャンスがある」という考え方 – Keep Crazy;shi3zの日記 ではSNSプラットフォームはというと、SNS上のソーシャルアプリも事情は同じだと思います。Facebookも、アプリケーションディレクトリが硬直しすぎていて使いづらく、新しくて面白い掘り出し物アプリを見つけるのが極めて困難です。プロモーション手段も限られています。バイラルに賭けるという選択肢には良くも悪くも不確定性がつきまといます。 そんなことを考える中で、下記の記事も参考になりました。 コンテンツプラットフォームとしてmixiアプリはどうなのか – Number7110 アプリのパブリッシャーのヒントになる「Zwigglers」前置きが長くなりましたが、今回紹介するFacebookアプリは「Zwigglers」。これは、複数のアプリのうちからどれか1つを選んで起動するためだけに存在する、一種のランチャーです。こうした存在が、SNSプラットフォームにおけるパブリッシャー的な役割を果たし得るのでは、という視点から紹介してみます。 アプリの紹介としては、一瞬で終わってしまうようなものです。「Zwigglers」はFlashでアニメーション付きで動作する画面になっており、「Lollipop」「Sheep Launcher」「Gem Collection」「Collect Hearts」という4つのアプリを起動するリンクで構成されます。 下図でいうと、飴のようなものと、羊、宝箱、ハートの巣箱がそれぞれアプリへのリンクになっています。左手前の?はヘルプです。 タブ表示で、これら4つのアプリで共通して使えるポイントが購入できる画面もあります。 Zwigglersにあるのは以上の2画面だけです。本当に単なるランチャーといった感じのアプリになっています。こんなアプリでも月間87万人のユーザーがいます。それぞれの4つのアプリからバックしてくる導線も敷いてあるからこそ機能しているのだと思います。 これはユーザーとしての利便性でみると、さして悪くないように思います。アプリをいっぱいインストールするとだんだんごちゃごちゃしてくるので、複数のアプリを一括して見やすく提示してくれるだけの機能にも意味があります。 Zwigglersの場合はシンプルすぎてただのランチャーですが、ここを最新情報の提供やレコメンド、キャンペーンなどを行う場所にして、パブリッシャーがそれぞれのアプリと相互に導線を引きつつ、ポータル的に使うという用途も考えられそうです。 mixiでこういったものが可能かはよく調べていませんが、多くのアプリを作られるデベロッパーの方は、こうした自社アプリのポータルのようなものも検討の余地があると思います。 イメージとして近いのは、PS3の仮想空間HOMEでしょうか。プラットフォーム内にさらにプラットフォームが重なる感じになりそうですが、ソーシャルグラフを提供するプラットフォームと、コンテンツを提供するプラットフォームが分離するイメージです。 関連リンク: |




